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[ 品質保証部 ]
小幡 英雄(部長) 入社年次 37年目
私たちが所属している品質保証部の主な業務は、文書管理と品質管理です。弊社は、「FSSC22000」を取得しておりますので、こちらの運営や管理、文書改訂を行っています。
もう一つの品質管理に関しましては、お客様のクレーム対応が主な業務です。お客様へお詫び状を書くだけではなく、原因を追及するために工場への聞き取りや管理体制の見直しも同時に行っています。それらを踏まえて、マニュアル化して周知徹底することで、再発防止と信頼の回復に努めております。
リスクを予防するためのマニュアルを作成することもあります。例えば、ホッパーの原料を確認する窓は、中が見えるように溶接をしてポリカーボネイト板をはめていますので、接合部分の洗浄はおろそかになりがちです。ですが、工場には「洗浄しましょう」という大枠のルールがあるだけで、具体的にどのように洗浄するかといったマニュアルはありません。そこで、「ここに注意して洗浄しましょう」「汚れがたまりやすいのはここです」というようなことを記載した、きめ細かなマニュアルの作成を検討しています。
文章だけではなく、写真やイラストを使って分かりやすく作成するよう工夫しています。文章だけですと、どうしても難しいことが書いてあるように見えてしまいますので、拒絶反応を起こす方がいるのも事実です。マニュアルは作って終わりではなく、活用してもらわないと意味がありません。ですから、現場の方たちに普段どのようにやっているのかを実演していただき、「何が足りないのか」「何をするべきなのか」という具体的な案を出していくのです。重要性を周知し徹底してもらうことは非常に難しく時間もかかりますので、チームでディスカッションしながら「どうしたら効果的に視覚化できるのか」を意識してマニュアルを作成しています。
どちらかと言うと、私たちは何か事態が起こった後にフォローアップする仕事が多いのが現実です。もちろん、起こらないにこしたことはありませんが、品質保証部としては不測の事態が発生したときに善後策を講ずることが重要であるといえます。再発防止策をマニュアル化して周知を図ることは、とても大変な仕事ですが、その分やりがいを感じています。
弊社は食品会社ですので、食品に虫が混入する危険性が高いです。虫の侵入をはじめ、チームで集まってディスカッションしながら知識を深めています。「この虫の生態からすると、ここに注意しよう」「この虫は、ここに気を付けよう」といった、様々な情報や知識を頭に詰め込みますので、ディスカッションをすることは非常に有効です。一人で作業をしているわけではありませんので、例えば報告書が上がってきたら、「ここは違うよ」ということを少し大きな声で説明をして「こういう書き方がいいのか」と、周りのみんなにも伝わるように配慮しています。何事もチームのメンバーを巻き込んで、みんなで意見を出し合いながら仕事を進めていくことが多いです。
ただ、ひと口にディスカッションと言っても、冗談を混じえながら発言をしていきますので、ヒートアップし過ぎることはありません。「これは絶対にないよな」とか「これをやっておけばいいんじゃない?」「ここの論点はこうだと思う」と、チームで意見交換をすることでお互いの知識を相互補完することができています。
ディスカッションを通してお互いの役割を理解することで、1人が文書を作成していたら、もう1人は物を手配して、また別の人はサンプリングをするという連携プレーができるようになってきました。その結果、クレーム数の減少にもつながっています。
品質保証部が関わる業務範囲は多岐に渡りますので、食品に精通した方と一緒に働きたいです。全体を見回しながら、チームメンバーと協力して働くことにやりがいを感じられる方だと尚いいと思います。
まだまだ改善をしなければいけない案件がたくさんありますので、新入社員の方にはフレッシュな視点で見ていただき、気が付いたことを提案して改善する方向へと導いていただきたいです。そうすることで達成感が生まれて、仕事のやりがいや自分の成長を感じることができます。さらに、周りから頼られる機会も増えますので、仕事が楽しくなると思います。
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